七夕の由来 (7月7日給食時校内放送)
- 公開日
- 2023/07/10
- 更新日
- 2023/07/10
給食
醍醐天皇の時代に宮中の儀式・作法等を集大成した「延喜式」というものがありました。
その「延喜式」の記録によると「そうめん」の原型といわれる「索餅」(さくへい)が、旧暦7月7日の七タの儀式にお供え物の一つとして供えられたと記述されています。
特に、平安時代からは、宮中における七夕の行事に「そうめん」が欠かせない供え物とされていた。
七タは、中国から伝わった五節句(1月15日人日の節句・七草、3月3日桃の節句、5月5日端午の節句、7月7日七夕、9月9日重陽の節句) の一つで、中国から伝わった彦星と織姫の星祭りです。
竿に短冊を飾りつけ、七夕飾りをし、その短冊には「願いごと」を書き成就を祈ります。
加えて、「そうめん」を糸にみたて「芸事が上手になるよう」、また、小麦は毒を消すといった言い伝えから「健康を願う」意味もあります。今夜は例年の七夕には珍しく、晴れの予報ですので、ぜひ夜空を見上げてみてください。