令和6年度 夏季総体「いくぞコマ中!」バドミントン部
- 公開日
- 2024/07/12
- 更新日
- 2024/07/12
部活動
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令和6年6月30日 夏季総合体育大会 バドミントン @ 江戸川総合体育館 鹿本中学校 男女個人戦
前日29日(土)に行われた団体戦は男女ともに一回戦を勝ち上がりましたが、残念ながら二回戦で惜敗。(男子は一回戦小岩五中に勝ち、二回戦は松江五中に惜敗。女子は一回戦でBIT(インド人学校バドミントン部)に勝ち、二回戦で松江四中に負けてしまいました。)翌30日(日)に行われた男女個人戦はシングルス、ダブルスが、江戸川区総合体育館と隣の鹿本中学校の体育館の二会場に分かれて行われました。
サッカーや野球、バレーボールがオリンピックやワールドカップではニュースで多く取り上げられますが、実は日本のバドミントンは世界でもトップクラスなのです。東京オリンピック2020では混合ダブルスでの銅メダル一個と振るわなかった日本代表ですが、世界ランキングでは男女シングルスで20位までに3人ずつ、男子ダブルスでは20位までに2ペア、そして女子ダブルスには20位までに3位の松山・志田ペアをはじめなんと5ペアがランクインしています。バドミントンはアジア圏で人気があり日本以外にはインドネシア、中国、マレーシアなどではバドミントン選手がアイドル並みの人気です。野球ではWBCで日本代表が世界一位になり大谷翔平が165kmの球を投げて190kmを超える打球を打ったと一喜一憂していますが、実はバドミントンのシャトルのスピードは比べ物にならないほど速いのです。それはなんと時速565km、2023年にインドの選手が叩き出しました。それまでの記録が時速493kmですから72kmも上回りまわった事になります。中学生でもシャトルの初速は時速200km、この速さに反応するすることができないとバドミントン選手としては失格です。
小松川中学校のバドミントン部は3年生20人、2年生18人、1年生20人の計58名の大所帯です。新入生の仮入部期間には100名を超える1年生が殺到したことも記憶に新しく、その人気の高さがうかがえます。保護者の方の世代ではオグシオ(小椋久美子・潮田玲子)が人気を絶頂で、その後リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得したタカマツ(高橋・松友)ペアやワタガシ(東野・渡辺)ペアなどのニックネームで呼ばれるのもバドミントン人気を広げているのでしょうか。海外では黄色ユニフォームに身を包むインドネシアの男子ペアがミニオンズと呼ばれたり、同じくインドネシアの38歳と35歳の男子ペアがダディズ(日本語だと「おっさんず」ですね。)と呼ばれたりしています。
そんなバドミントン競技ですが、シャトルの速さに加えてダブルスではサーブの位置や速さなどをサインを使ってペアに知らせ、そのあとのフォーメーションを決めるなど戦略的な部分も多くあります。相手が打ち返せないような速く強いシャトルを打ち返すだけでなく、相手が一歩も動けない場所にポトンと落としてスコアを得るなど様々な攻撃パターンが存在し、見れば見るほどはまってしまうのです。
個人戦は残念ながら小松川中バドミントン部の選手は全員が敗退、ベスト8が見えていた位置でした。夏の大会は終了となり3年生は引退しますが、層の厚い小松川中学校バドミントン部はこれからどんどん強くなる気配のある部活動です。背中にバドミントンは漢字で表すと「羽球」(ちなみに中国では「羽毛球」)と書かれたそろいのTシャツを着たコマ中生が都大会、関東大会へと進出するのもそれほどかからないでしょう。
がんばれ コマ中!バドミントン部 いくぞコマ中!!!
※7月12日 誤字訂正