令和６年度　第二回運動会　３学年の「ムカデ競争」です。クラスの意地と意地がぶつかり合う絶対負けられない戦いがここにあります。

先生方も臨戦態勢、ムカデが走るそばを掛け声をかけていきます。（一枚目の写真）

しっかりと足と足とつなぎ（四・六枚目の写真）、掛け声とともに左右に揺れてタイミングを合わせます。その後先頭のリーダーがスタートし進んでいきます。当然同時に同じ歩幅で進んでいくことはできず、ずれている歩幅や速さを各自で調整していく高度な技術が必要です。（七枚目の写真）タイミングが少しでもづれるとそこを起点として倒れてしまいます。クラス全員が参加するこの競技は練習の時からかなり盛り上がっていました。

校庭のオーバルを使っているのでスタート位置が前後にずれており最終コーナー近くにならないと本当の順位がわかりません。直線で隣のクラスに対してリードしているかどうかはわかりますが、次のコーナーでまた差がついているように感じます。

まずは女子が先にスタートし男子にバトンタッチします。（二枚目の写真）女子の作ってくれたリードを保てるか男子達の胸中は複雑です。大きく差を付けられたクラスの男子はプレッシャーを感じるとともに逆転してやると一層気合が入ります。クラスによって戦略は様々です。遅くてもいいので確実に歩みを進めるか、スピード優先で倒れたら倒れたでしょうがないとするのか。うねりながらムカデというよりもオームの様に進んでいく迫力のあるクラスもありました。

そして３学年最後の運動会でクラスの心が一つになった貴重な瞬間でした。