学校日記

1月29日(木)【学校給食週間④「山形県の郷土料理」】

公開日
2026/01/29
更新日
2026/01/29

給食


◯牛乳

◯五目ぶかし

◯にぎすのゆ揚げ

◯玉蒟蒻の煮付け

◯芋煮風汁



学校給食週間第4弾は学校給食発祥の地、山形県の郷土料理です。主食の五目ぶかしは、もち米を蒸した料理で、山形では蒸すことをふかすと言い、おこわをおふかしと呼びます。人参・ごぼう・糸こんにゃく・油揚げ・干し椎茸などの具に、季節の山の幸が加わるのが特徴です。主菜のにぎすのゆ揚げ(湯揚げ)は、くせの少ない白身魚を使い、素材の味を生かした料理です。玉こんにゃくの煮つけは、山形県の方が公開しているレシピをもとに作りました。しょうゆだれに浸して煮て、するめを入れて冷ますことで、味をしっかり含ませています。山形県については、教室掲示用の資料も配ったのでぜひじっくり見てみてください。芋煮風汁と合わせ、山形の食文化を感じてみましょう。





写真1枚目


玉蒟蒻の煮付けは昆布・煮干し・するめの出汁を使って濃いめの煮汁を作り、加熱と冷却を繰り返して味を含ませます。


写真2枚目


芋煮風汁は、肉が硬くなりすぎないように一旦炒めた後、取り出して、最後に合流しています。



【食育掲示・山形県の郷土料理】


江戸川区と山形県鶴岡市は友好都市です。太平洋戦争の際、江戸川区の子供が家庭を遠く離れ、山形県鶴岡市とその周辺に疎開したことがきっかけとなっています。東京に帰って成人してからも鶴岡の豊かな土地柄や温かい人々の心を忘れなかった人たちが、昭和39年の新潟地震で支援活動をしたり、鶴岡市との交流を深めました。この友情の輪を区民・市民全体に広げ平和の尊さを語り継ごうと、昭和56年に江戸川区と鶴岡市は、友好都市となったのです。みなさんの身近なところでは、毎年の区民祭りで鶴岡市のブースが出店されていることでしょうか。


さて、山形県鶴岡市は学校給食発祥の地でもあります。常念寺というお寺のお坊さんを中心に、寺院の住職たちが貧しい家庭の子ども達も学校に通い、勉強ができるようにと大督寺というお寺の本堂の一部に「忠愛小学校」をつくりました。貧しい家庭の子ども達は、学校に弁当を持ってくることがでませんでしたので、住職たちは弁当を持ってこられない子ども達に昼食を作りました。これが、日本の「学校給食」のはじまりです。

さてそろそろ山形県の郷土料理の紹介をしましょう。芋煮の発祥は古く1600年代半ばともいわれています。当時、最上川を利用した荷物の運搬の終点だったといわれる中山町では、舟が到着したことを知らせる通信手段がなかったため、舟の船頭たちは荷受人が現れるまで何日も待たされることがあり、退屈をしのぐために河原で鍋を囲んで宴を開いていたそうです。


船着き場の近くに里芋の名産地があったため、手に入れた里芋と積み荷の棒ダラなどを鍋で煮て食べていたそうで、それが現在の「芋煮」のルーツとされています。肉を使うようになったのは、昭和のはじめごろからです。「芋煮」は地域によって味付けや具材の種類が異なります。今回作ったのも、たくさんあるレシピのうちの一つをアレンジしたものです。