令和6年度 第二回 運動会 その9(ローハイド)
- 公開日
- 2024/05/31
- 更新日
- 2024/05/31
学校の様子
令和6年度 運動会 2学年 ローハイド
今回の運動会で2学年が取り組んだローハイド。英語ではRawhideと書きます。意味はRaw(生の)Hide(皮)の意味から生皮の鞭(むち)で打つという事になります。そして米国では1959年から1965年にかけてCBS放送で制作・放映され大ヒットした「ローハイド」というテレビドラマを思い出す高齢者が多いようです。この南北戦争時期のカウボーイの生活を描いたドラマは日本でも1960年10月から放映され最高視聴率43.4%という驚異的な数字を叩き出しています。またそれ以降も再放送が繰り返され2006年にはNHK・BS2で、2017年にはイマジカBSでも再放送されました。(「ローレンローレンローレン」という特徴的な歌詞はCMでも多く使われていたので耳にしたことがある人も多いと思います)
この「鞭(むち)打ち」を意味する「ローハイド」の名を冠した競技は3人で騎馬を作った上に一人がまたがり、またがった人が網の中に入れられたバレーボールを鞭のように振り回し進み、机の上に置かれたコーンを倒すというものです。鞭の部分の長さが長いため大きく円を描くと狙いが定まりませんし、短く円を描くと騎馬を作っている仲間の後頭部を直撃する危険もあります。事実練習中には何人かにボールがぶつかったようです。
狙いを定めてコーンを倒すのは簡単なことではありません。距離が短かったり、高さが低かったりとなかなかターゲットを捕らえられません。タイミングが合った時には大きな音をたててはじけ飛び全員が笑顔になります。3年生のムカデ競争がクラスの結束を重視したのに対し4人または5人の班の結束を高めるのがローハイドなのでしょう。