<6月11日(火)の給食 親子丼 小松菜のおかか和え 水無月 >
- 公開日
- 2024/06/11
- 更新日
- 2024/06/11
給食
<6月11日(火)の献立>
親子丼、小松菜のおかか和え、水無月、牛乳
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水無月というのは暦上で6月のことを指しますが、和菓子の名前になっています。その由来は、旧暦の6月1日に氷を食べることで、夏バテ予防を祈願する室町時代の宮中の風習からです。この行事により暑気払いをしていたのですが、当時の庶民の方々は高級品である氷を入手することはできませんでした。その代わりとして、氷に似たお菓子を食べることによって、夏バテ予防をすることになったのです。それが和菓子・水無月の始まりでした。三角形の形は氷のかけらや氷の角を表しており、小豆は邪気払いや悪魔祓いという意味でのせられています。本物の氷が手に入らない庶民の知恵で、水無月を食べることにより暑い夏を乗り切ると言った由来があったのですね。
二枚目の写真*水無月は小麦粉・上新粉・片栗粉を混ぜて作りました。もちもちしていて切りにくいので朝早めに作り、少し冷めてから切っています。
三枚目の写真*親子丼に使用した卵は約1000個!調理師さんは片手で割って、もう片方の手に持った小さな器で、殻が混ざってないか、チェックしてから合わせます。この作業を高速でこなしていきます。