11月18日(火)【小松菜一斉給食の日】
- 公開日
- 2025/11/18
- 更新日
- 2025/11/18
給食
+1
◯牛乳
◯小松菜ガーリックライス
◯小松菜ミートローフ
◯こまツナごまドレサラダ
◯レンズ豆のスープ
小松菜一斉給食です。今年も、平井・小松川地区の小学校・中学校の栄養士さんと打ち合わせて共通レシピで実施しています。弟や妹が近隣校に通っている人は日程が多少ズレますが同じメニューを食べていますよ。小松菜はカルシウムと鉄分が多く、栄養価の高い野菜です。特に江戸川区産の小松菜は、潮風の影響か野菜の中でもカルシウムが突出して多く、ほうれん草の約3.5倍のカルシウムが含まれています。さらに、「生でも食べられる(“サラダ小松菜”ブランド化)」という区の取り組みもあるので、興味があれば調べて、食べてみてください。※給食の小松菜は全て火を通しています。
写真1枚目
江戸川区の小松菜は紫の帯に白い根っこが特徴!根を切り落とさないことは農家さんの共通理解だそうです。
写真2枚目
ミートローフはしっかり肉を練り上げてから色々な具を入れます。今日は肉より野菜の方が多いので練るのも大変です。
写真3枚目
本校がお世話になっている小松菜農家の越塚さんです。
【小松菜一斉給食】
江戸川区では、地元の農業を知り、地産地消への関心を高めてもらうために、区内すべての小中学校で年に一度「小松菜一斉給食」を実施しています。このような取り組みは23区の中でも江戸川区だけです。
「東京都農作物生産状況調査」によると、江戸川区の小松菜収穫量は令和4年産で2,677トン、令和5年度分では2,631トンと、いずれも東京都全体の約4割を占め、都内1位の収穫量を誇っています。また、江戸川区の小松菜は東京湾からの潮風の影響でミネラルが多く、旨みと甘味を高めています。このように、江戸川区の小松菜は「都内トップの収穫量」だけでなく、「鮮度や味、栽培のこだわり」でも高く評価されています。例えば、出荷するときに「袋詰めをせず、根を切らず、茎をテープで結束していることが江戸川区の小松菜の証です。」と区のホームページにも記載されています。
小松菜の名付け親は、米将軍として知られる徳川吉宗です。旧小松川村で鷹狩りをした際、農家でふるまわれた名もない青菜のすまし汁を大変気に入り、その土地の名にちなんで「小松菜」と名付けたと伝えられています。今日はこのエピソードに合わせて、全ての料理に小松菜をたっぷり使っています。
今日の小松菜を届けてくださったのは、江戸川区・本一色で小松菜を育てている越塚さんです。特注の防虫ネットを使うことで農薬を最小限に抑え、安心して食べられる小松菜を栽培しています。実際に使用している防虫ネットは1階の食育掲示板に展示してありますので、ぜひ見てください。給食を通して、「江戸川区でつくられた野菜」を味わいながら、地元の産業や生産者のこだわりに思いを馳せてみてほしいなと思います。