学校日記

令和6年度 夏季総体「いくぞコマ中!」サッカー部 ブロック決勝

公開日
2024/07/12
更新日
2024/07/12

部活動

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令和6年度 夏季総合体育大会 サッカー ブロック決勝 @清新第二中学校 

7月7日(日)09:00KO

        小松川中学校 対 芝浦工大付属中学校


「いくぞ コマ中!」 都大会をかけた一戦 がんばれ 小松川中学校 サッカー部


ブロック大会、前の常盤中との試合を0-2からの逆転、3-2で勝ち上がった小松川中学校サッカー部。この試合で勝てば都大会の出場権を得る事になる。本来は前日の6日16:00に水元総合スポーツセンターのサッカー場で行われる予定だった。16:30キックオフ予定の試合は直前から降り始めた豪雨、その後雷が鳴りだし翌日に延期になってしまった。前の試合の逆転劇から勝つ気まんまんの小松川中イレブンがこの豪雨でどう変わるか楽しみでもあり不安でもあった。


翌7日(日)、前日の豪雨が嘘のように晴れ渡った会場の清新第二中学校グラウンド。都大会をかけた一戦と言う事もあり、多くの保護者の方々が応援に駆けつけてくれた。対戦相手は松江三・小岩二・小岩五中の合同チームを3-0で下し勝ち上がってきた芝浦工業大学付属中学校だ。そしてこの芝浦工大付属中学高等学校はあるサッカー大会で世界一になっている実績があります。それも2023年昨年の事なのです。


芝浦工大付属中学高等学校には電子技術研究部(小松川中にもプログラミング技術部があります)と言う部活動があり、昨年2023年夏にフランスで行われた「ロボカップサッカー世界大会」で優勝しているのです。そのため、もしかしたら今回の小松川中の対戦相手はロボット軍団かと心配した方はたぶん一人もいないと思います。実際には都会的なモスグリーンのユニフォームを着た大人びた選手たちが対戦相手でした。


緑のユニフォームと言うと真っ先に浮かぶのは今年16年ぶりにJ1に昇格を果たした東京ベルディですが、先日発表されたモスグリーンのサードユニフォームがめちゃくちゃかっこよくおじさん達に人気なのです。実はサッカーのユニフォームをTシャツやポロシャツの代わりに着用する事が世界的に流行っており、「ブロークコア」と言うファッション・ジャンルで呼ばれています。これは奴、兄弟を意味するブローク(イギリスのスラングBloke)と究極の普通を目指すスイルを意味するノームコア(Normcore)から作られた造語です。


もうひとつグリーンのユニフォームに関する話題をもうひとつ。イタリアの一部リーグであるセリエAでは2021年から緑のユニフォームを禁止しています。理由はテレビに映った際にちらついてしまうからというものです。翌CGとの合成画面を撮影する際に緑の背景を前に演技をしている映像が流れます。アカデミーを受賞した「ゴジラマイナス1.0」などでも背景のほとんどがCG合成のためグリーンバックで撮影されています。サッカーの中継中にもCMやビデオ判定のVR画像などが合成されることがありその際に影響がでてしまうのです。戦隊もの(ゴレンジャー的な)にグリーンが採用されなくなったのもこのためです。


さて、お待たせしました。試合開始です。都大会をかけた一戦ですが、このレベルまで来ると選手の実力は拮抗してきます。戦略やウィークポイントが当然勝敗を左右しますが、一番大きな要因は「勝ちたいという気持ち」がどちらのチームが強いかです。これはベンチにいるサブの選手も含まれます。ピッチと一体になったチームは実力以上の力を発揮する事がよくあります。2011年の女子サッカーワールドカップでのなでしこジャパンがそうでした。


そのことを小松川中学校サッカー部の顧問は理解していました。総監督の小野寺先生、監督の本藤先生、そしてヘッドコーチの山根先生も気持ちで負けない事を繰り返し選手たちに伝えました。いつもは温厚な本藤監督(二枚目の写真)が隣の江戸川陸上競技上にまで聞こえるような大きな声で指示を与えていたのもそのためです。(もっとも音楽の油原先生の応援は江戸川陸上競技場を超えて葛西臨海公園の観覧車でも聞こえるような声でしたが)選手たちもいつもとは違う先生たちの飛ばす檄を肌で感じ取っていました。


前半、片方の陣営にとどまることなくそれぞれのゴールを脅かします。中盤で引き気味にセットアップする小松川のNo.10が冷静にボールを支配します。このNo.10はボランチにコンバートされる前の中村憲剛選手(元日本代表・川崎フロンターレ2020に現役引退)のような動きをしますが、それができるのも小松川中のモドリッチNo.6(六枚目の写真)が彼の後ろに存在するためです。この二人が小松川中学校の中盤やや下で機能的にプレイした試合は確実に相手の攻撃を防ぎます。この試合ではその二人に加え、いつもは前掛かりに攻めるNo.7小松川中のクリロナ(三枚目の写真)No.9小松川中のガビ(スペイン代表MF負傷によりEURO2024は欠場)が献身的な守備で自陣内でのボール奪取から前線にボールを送る流れができていました。短期間でこのフォーメーションを実現させた小松川中サッカー部の覚醒は称賛に値します。


均衡を崩したのは小松川中。ガビNo.9が持ち上がりシュートしたボールを相手キーパーが弾き、そのボールにつめていたNo.11が反応しゴールマウスへ。


0-1 均衡が破られました。相手チームが少なからず動揺した技ありのシュートでした。一点が遠い試合のこの一点は小松川中に勇気を与え、都大会の可能性が見えてきました。ただ、サッカーにおいては最小点差の一点は残り30秒であってもセーフティリードではありません。頭ではわかっていてもどうしても隙が生まれます。



本藤監督が今まで以上の檄を飛ばします。ここで気を抜いてはやられるとチームが共有していました、前半終了0-1でリードしています。今までの試合よりも疲労の激しい試合でした。緊張感とプレッシャーが今まで以上に体力を消耗します。しかし「Pressure makes diamonds」(圧力がダイアモンドをつくる)格言があるように、苦しい時は選手たちがダイアモンドに近づいている時なのです。


後半が始まりました。芝浦工大付属中の畳みかけるような波状攻撃が続き、シュートが枠内に飛びます。そのシュートをことごとく神セーブしたのが小松川中のNo.1(一枚目の写真)ゴールキーパーです。ある時は危なげなくキャッチング、ある時はパンチングでゴール外にはじき出し、まるで伝説のマイアミの奇跡でブラジルの猛攻をことごとく防いだ元日本代表の川口能活が思い浮かびます。


防いだボールがカウンター攻撃で相手ゴールに襲い掛かります。右サイドでNo.4の持ち込んだボールをNo.11がオーバーラップしてシュートまで持ち込みます。長友佑都(現日本代表・最年長)の全盛期を伺わせます。世界的な潮流となったスリーバックの裏を取るためにサイドハーフからではなく、サイドバックの選手が長い距離を走り上がりクロスを上げるこの戦法は長友や酒井宏樹(元日本代表 7月に浦和レッズからオーストラリアAリーグ二設立される新チームオークランドシティへの移籍が発表された)のようなプロの中でも異次元な運動量を誇った選手だからこそ可能でしたが、それを小松川中が軽々とやって見せます。



そして後半も中盤給水タイム明けからNo.17小松川中のエムバペ(五枚目の写真)を投入します。スピードがあり粘り強くボール奪取を試みる彼の存在は試合の流れを変えるには十分です。期待通りドリブルで上がっていくNo.17エムバペにはつねに二人のDFが張り付きます。それでもその二人を置き去りにするだけでなく、もう一人もかわして3人抜き、ゴールを狙います。EURO2024でがスペインに敗れましたが、フランスが準決勝に進めたのはやはり本家のエムバペがいたからです。そんな相手に怖がられるスーパーサブなのです。(前の試合では得点を挙げ逆転に貢献しています。)


そして タイムアップ。


小松川中学校 サッカー部が1-0で芝浦工大付属中を下して都大会進出を決めました。



さあ、都大会です「いくぞ コマ中!」がんばれ 小松川中サッカー部!!!


※EURO2024の決勝は日本時間15日(月)の4:00 スペイン対イングランドです。祝日なのでぜひ


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