学校日記

図書委員プレゼンツ 図書委員の激推し図書 第十弾「よるのばけもの」★★★★

公開日
2024/12/17
更新日
2024/12/17

お知らせ

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令和6年度 図書委員プレゼンツ 図書委員の激推し図書 第十弾 「よるのばけもの」住野よる著 双葉社


2年生の図書委員K.S.さんが激推ししているのは「よるのばけもの」K.S.さんは「夜になると化け物になる主人公と、同じクラスの女の子が夜の学校で出会い仲を深めていくお話です。昼の学校では二人は全く話しません。女の子はクラス全員からいじめられており、主人公も周りに合わせて仕方なく無視をしています。でも女の子は何をされてもにんまりと笑います。夜と昼で姿が変わってしまうのは何故なのか、彼女の笑顔の本当の意味とは何なのか、この本を読んで答え合わせをしてみてください。」と推薦文を寄せてくれました。


本書「よるのばけもの」浜辺美波の名前を一躍世間に知らしめた映画「君の膵臓をたべたい」の原作小説の作者でもあり、「また、同じ夢を見ていた」「青くて痛くて脆い」など中高大学生を主人公にしたキュンキュンする物語は中高生に絶大な人気を誇っている。その中にあって「よるのばけもの」は少しだけ異質な作品に仕上がっている。主人公の中学三年生の男の子は夜になると化け物に変身する。その彼がクラスでいじめにあっている少女と一緒に夜を愉快に過ごしていく。夜寝なくて大丈夫なのと疑問を持つ人もいるかもしれないが、化け物は夜寝る必要がないのだそう。住野よるの作品と言うと90%以上が「君の膵臓をたべたい」をあげる中でこの作品を激推ししてくれたK.S.さんのセンスを感じる。


※ 表紙の写真撮影に協力してくれたのは3年D組の男子2名 ありがとう!小松川中で学ラン姿を見るのもあと4か月です。