江戸川区頂上決戦 野球部 VS 上一色中学校
- 公開日
- 2024/10/08
- 更新日
- 2024/10/07
部活動
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令和6年10月5日(土) 江戸川区頂上決戦 VS 上一色中学校 @ 江戸川グラウンド
江戸川区秋季体育大会(軟式野球)トーナメント戦で東葛西中を下し優勝した小松川中学校野球部、同時に都大会出場を決め10月12日(土)から始まる都大会に挑む。
江戸川区には上一色中学校というモンスターが存在する。過去には関東大会、全国大会の常連校であり全国制覇もしている超強豪中学校だ。そのため江戸川区の大会では上一色中学校を除く他の中学校がトーナメントで都大会出場校を決め、優勝した中学校(今回は小松川中学校)がスーパーシードと呼ばれる上一色中と対戦する事になっている。上一色中学校は全国にその名を轟かせる公立ナンバーワンと称される中学校で毎年学区外からも多くの入学生が入学を希望する。
江戸川グラウンドで行われた今回の頂上決戦は今にも雨が落ちてくるような曇り空の下で始まった。整列した二校の対格差は歴然で上一色中の選手が頭一つ大きい。本当に中学二年生なのかと疑う程である。小松川中の先発マウンドに上がったのはエースナンバー1。この数試合リリーフでの登板が多かったが満を持しての先発となった。緊張しているコマ中ナインに上一色打線が容赦なく襲いかかる。バットスイングは速く、打球は重い、あっという間に点数を重ねられてしまった。2回を終わって7-0と七点のビハインド。小松川の攻撃は緩急と右バッターの肩口から入ってくる変化球に翻弄されなかなか前に打球が飛ばない。当たると思ってよけたボールがストライクの判定になる事も。それでも必死に食らいつこうとするコマ中打線に柿沼先生から「向かっていけ」と声が飛ぶ。エース降板のあとリリーフでマウンドに上がった一年生ピッチャーは江戸川球場での経験が大きな自信になったのだろう、今までとは目力が違っていた。一試合一試合経験を積み重ね強くなっていくコマ中野球部都大会での躍動が目に浮かぶ。
結果は残念ながら4回で敗戦となったが、3回に上一色からもぎ取った1点が自信につながるだろう。都大会の一回戦は10月12日(土)江戸川河川敷グラウンドの8面で東山中・目黒中(目黒区)の合同チームと対戦する。一回戦を突破すると翌13日(日)には強豪修徳中(葛飾区)と第二柴又野球場C面での対戦となる。修徳中学校は上一色中に匹敵するほどの強豪校だ。今回の上一色中との対戦が都大会に向けてのいい準備になったと考え前を向く選手も多いはずだ。
がんばれコマ中野球部!!負けるなコマ中野球部!!