学校日記

今日11月29日の給食は「アフリカ大陸の料理」です

公開日
2023/12/04
更新日
2023/12/04

給食

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アフリカとは、地球上で2番目に大きな大陸で、赤道を中心に約54の国があります。大きな大陸なので、気候区分が地中海性気候、アトラス山脈以南の砂漠気候、赤道直下の熱帯雨林気候、サバンナ気候、地中海性気候などに分かれているのが特徴です。食べ物の保存には向かない気候に対応するため、肉の保存性を上げたり、臭みを消すスパイス類が発展してきました。

気候が異なることに加えて、歴史背景にも違いがあるのでアフリカの食文化はさまざまです。中部、北部、先端付近、南部、東部、西部それぞれに独自の食文化やしきたりが存在しています。今日は南部アフリカと北部アフリカの料理を作ってみました。

南部アフリカは南アフリカ、ボツワナ、ナミビアなどの国がある地域です。
元々南アフリカの先住民の食文化は素朴なもので、食文化の変動があったのは16世紀以降のことです。入植した白人の食文化を受け入れたことで大きく変化しました。フランスパンなどが、市場では主食としてよく売られています。

ボボティは南アフリカのミートローフと言われている料理です。見た目はグラタンのような仕上がりですが、表面のものはチーズではなくて溶き卵です。アプリコットジャムやドライフルーツが入っていて、スパイスもふんだんに使われるのが特徴です。

北部アフリカはエジプトやモロッコなどがある地中海に面した地域です。
砂漠があるものの、地中海性気候に恵まれており、小麦やオリーブが栽培されているほか、ナイル川が流れるエジプトでは川の水を引くことで穀物の栽培が盛んに行われています。

小麦などの穀物栽培が行われているため、主食にはパンやクスクスが食べられています。一方でイスラム圏であることから、豚肉・酒類は禁忌とされています。ジョロフライスとは肉や魚、スパイスなどで作る炊き込みご飯です。現地では、今回の鶏肉のほか、羊の肉や魚で作られることもあります。