11月7日(木) 世界の料理 オランダ編
- 公開日
- 2024/11/07
- 更新日
- 2024/11/07
給食
====世界の料理 オランダ編 =====
オランダでは一年中ハーリング(ニシンの加工品で、塩漬けにした生ニシンはオランダ名物として有名)は手に入りますが、デンマークやノルウェー沖の北海で取れた魚卵や白子が発達する前の脂ののった若いニシンを使用するため、特に漁が解禁されるハーリングの旬である5月下旬から6月にかけてはオランダ中で食べられています。
オランダのハーリングの歴史は古く、このニシンの調理法は中世のオランダで生ニシンの保存方法として14世紀末にオランダの漁師によって開発されたところから始まったとされています。ハーリングブローチェは、ハーリングをパンに挟んだサンドイッチ。玉ねぎのみじん切りとビクルスも挟まっています。
オランダはハーリングのほか、コロッケのようなクロケットなどの屋台が公園に並ぶ独自のファストフード文化が盛んです。
二枚目の写真*エルテンスープは農業王国のオランダの伝統的なスープです。材料のメインとなっているのは日本では馴染みのない乾燥したエンドウ豆です。この豆をベースにタマネギ、ジャガイモ、セロリ、豚肉、ソーセージなどを入れて、豆と野菜が煮崩れるまで煮込んで仕上げます。オランダの冬の定番の料理だそうです。
三枚目の写真*チーズが有名なオランダですがもちろんチーズの原料・牛乳も多くの料理に使われています。
コーヒーフェルケードは日本語で「間違ったコーヒー」。ミルクとコーヒーの割合の間違いから定番メニューになったオランダ版の牛乳たっぷりのカフェオレです。
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