【給食】冬至の行事食
- 公開日
- 2025/12/26
- 更新日
- 2025/12/26
給食
令和7年12月22日(月)献立
【山梨県の郷土料理】
・なんきんのほうとう
・わかさぎのからあげ
・せいだのたまじ
・牛乳
今年の冬至は、12月22日です。
冬至とは、一年間で最も昼が短く、夜が長い日のことです。
昔から冬至にかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったりするとカゼをひかないと伝えられてきました。
また、冬至の日に、名前に「ん」のつくものを食べると「運」がよびこめると言われ、れんこん、きんかんなどの「ん」が多くつく食べ物が好んで食べられました。
給食では「なんきん」「にんじん」「だいこん」「みかん」を使いました。
「なんきん」とはかぼちゃのことです。かぼちゃはビタミンA多くふくまれており、粘膜を強くして病気の菌などが体の中に入りにくくしてくれます。
ほうとうは山梨県を代表する郷土料理です。
幅が広く、コシが無い麺が特徴で、季節の野菜と一緒に煮込んで作ります。寒い日にぴったりの料理です。
また、せいだのたまじは、山梨県の上野原市という地域の料理です。「せいだ」は「じゃがいも」、「たまじ」は「小さい」という意味だそうです。
今日は給食風にアレンジして作りました。
江戸時代、飢饉の時に、山梨県では「中井清太夫(なかいせいだゆう)」という人が九州からじゃがいもを取りよせて人々の命を救いました。
このことから、人々は感謝の気持ちを込めてじゃがいもを「せいだいも」と名付けたそうです。
なんきんたっぷりのほうとうが子供たちに大人気でした。
みんなでほっこり温まりました。