「便利」について考えよう その3
- 公開日
- 2013/02/15
- 更新日
- 2013/02/15
できごと
そして、今日学校へいらしたお2人への質問タイムです。
買い物、外出、お風呂・・・ほとんどのことを、ご自分でなさっているとのことでした。
子どもたちにとっては、少し意外なお話だったようです。
「こんなことがあって困る」というお話も聞きました。
たとえば、お店などの前に置かれている自転車。
ベビーベッドがたたまれていない多目的トイレ。
気を付けて生活しなくてはいけませんね。
また、目の見えない人には便利な点字ブロックは、車いすの人にはボコボコしていて不便であることや、
車道と歩道の境目の段差がわずかであることは、車いすの人には楽だけれど、目の見えない人にとっては危険であることなどのお話がありました。
「便利・不便は人それぞれ。みんながゆずり合って生活することが大切」
最後に聞いたこの言葉が印象的でした。
子どもたちからは、
点字ブロックの上に物を置かないようにしようと思った。
いつも見えているものが見えなくなるのは、変な感じ。
困っている人には手をかしてあげたい。
などの感想が出されました。
貴重な体験をした子どもたちでした。
身の回りのものや日常生活が、これからちょっとだけ違って見えてきそうですね。