令和４年１２月９日(金)
【献立】
豚丼
飲用牛乳
いももち
三平汁

　今日の給食は、北海道郷土料理である、「豚丼」と「いももち」、「三平汁」を給食でつくりました。
　「豚丼」は、明治時代から北海道帯広市に伝わる郷土料理です。昭和初期に、帯広市内の食堂で汗を流して働く農家や開拓者の姿を見て、スタミナがつくように「うなぎ」を提供したいと考えたが、うなぎは高価で手に入りにくかったため、代わりに「豚肉」を使用したことが始まりと言われています。
　「いももち」は、まだ稲作の生産技術が発達していない時代に餅をつくる際、もち米の代わりに「じゃがいも」を使ったことが、誕生の由来だと言われています。
　「三平汁」は、塩漬けにしたサケやニシンなどの魚と人参や大根などの野菜を一緒に煮込んだ郷土料理です。同じサケを食材とする「石狩鍋」と間違えられることがありますが、味噌仕立ての味つけである「石狩鍋」とは異なり、「三平汁」は、塩漬けしたサケで味つけするのが特徴的です。