情報モラル育成
情報モラル教育
近年、子供たちのメディア環境も大きく変化が生じており、スマートフォン等の長時間使用による生活習慣の乱れや不適切な利用による青少年の犯罪被害、さらにプライバシー上の問題等につながるケースが増えています。子供たちのスマートフォンなどの利用によるネット依存や、SNS等の利用に伴うトラブル等の課題に対する対応策について必要な検討を実施しています。本校では、情報モラル教育を道徳の時間を中心に行い、出張授業を通じての外部講師による児童への啓発活動、授業公開や保護者会を通じての保護者への啓発活動を行い、様々な場面で情報モラル育成を推進しています。
篠崎第二小学校のおすすめ「スマホのルール」
ポイント1 子どもに携帯電話やスマートフォンを持たせるときは目的を明確に
子どもに携帯電話やスマートフォンを持たせるときは、ただのプレゼントやご褒美としてではなく、「何のために必要なのか」「どのように使うのか」を話し合うことが大切です。例えば、「緊急連絡」「(GPSによる)所在確認」「防犯」「学習のための調べ物」といった利用目的を、あらかじめ子どもと話し合って決めておく、などが有効です。
また、子ども自身に「携帯電話やスマートフォンを持つ必要性と責任」を自覚させるために、インターネットの特徴や有害情報などの危険性、個人情報を守る必要性などを説明し、本人に危機意識を持たせるようにしましょう。
最初のうちは、子どもの携帯電話などの利用を保護者が見守りながら、子どもがインターネットを利用する際のマナーや安全に利用するための知識を身に付けられるようにしましょう。
ポイント2 有害情報へのアクセスを制限するフィルタリングの活用
子どもが携帯電話やスマートフォンを利用する際には、有害情報へのアクセスを制限する「フィルタリング」を活用しましょう。それによって、出会い系サイトやアダルトサイト、暴力的な表現のあるサイトなどを、子どもが閲覧できないようにします。
なお、携帯電話会社では18歳未満の子どもが携帯電話などを利用する場合には、保護者からの申し出がないかぎり、フィルタリングサービス(有害サイトアクセス制限サービス)を提供しています(無償)。携帯電話など購入の際に、主に子どもが使うことを販売店に伝えれば、フィルタリングサービスを利用することができます。
ポイント3 親子で話し合って、家庭でのルール作りを
子どもが、携帯電話やスマートフォンで上手にインターネットを活用できるようにするために、家庭のルールをつくりましょう。ルール作りは保護者の一方的に押しつけではなく、子どもと一緒になってルール作りの必要性から、利用目的や利用場所・時間帯を話し合って決めることが大事です。
もし、これらのルールを守れなかったときには、携帯電話などの利用を一時禁止するなどのペナルティも決めておくと、ルールを守るための責任感が本人に生まれます。なお、いつも目に付くところにルールを張っておくなどすると、より効果的です。
携帯電話などの利用状況については、子どもと折に触れて話し合い、問題がないか確認してください。万が一、トラブルが生じたときには、すぐに保護者に相談するよう、ふだんから子どもと話しておきましょう。
SNS篠二ルール
1 スマホやゲームは、1日に2時間までにする。
2 必ずフィルタリグをつけ、パスワードは保護者に管理してもらう。
3 見た人がいやな気持ちになる文や写真は送らない。
4 個人情報を教えたり、知らない人と会ったり、自画撮り画像を送ったりしない。
5 写真・動画を、写っている人の許可なく拡散しない。