令和４年１０月２５日(火)
【献立】
深川めし
飲用牛乳
銀ひらすの山椒焼き
小松菜の和え物
鶏団子の塩ちゃんこ汁

　今日の給食では、東京都の郷土料理として、「深川めし」と「小松菜の和え物」、「鶏団子の塩ちゃんこ汁」を提供しました。
　「深川めし」は、深川(現在の江東区)地域で江戸時代から伝わる料理です。深川めしには、味噌で煮たねぎとあさりをごはんにかける「ぶっかけ」と、あさりやねぎをごはんと一緒に炊く「炊き込み」があります。
　江戸川区の名産品としても知られている「小松菜」は、江戸時代に鷹狩りを行うために小松川に訪れた八代将軍徳川吉宗が、昼食で食べた冬菜を気に入り、小松川の名をとって「小松菜」と呼ぶようになったと言われています。給食で使用している小松菜も、江戸川区で採れた小松菜を使用しています。
　「ちゃんこ」とは、相撲部屋でお相撲さんが食べる料理のことを指します。また、「ちゃん」は父ちゃん、母ちゃんのこと、「こ」は子供のことで、「部屋の親方と弟子が一緒に食べる料理」として「ちゃんこ」と呼ばれているという説もあります。「ちゃんこ」に決まった味付けはありませんが、給食では、塩味をベースにした味付けの「ちゃんこ」をつくりました。