学校日記

12月13日 世界の料理「北アメリカ」

公開日
2023/12/13
更新日
2023/12/13

給食

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毎月の世界の料理と郷土料理は、社会科の酒井先生に相談して、学習の進度に合わせて提供しています。今月は北アメリカです。レシピを考えるに当たって特別ゲストとして、昨年度まで小松川第一中学校で働き、現在アメリカにお住まいの英語科・横澤先生に相談して、多くのアメリカ在住の方のご意見を募り、レシピを募集して決定しました^^

アメリカではコスコ(日本のコストコ)でピザやホットドッグが比較的安価に提供されています。日本と違ってソーセージはパリッとジューシーというわけではなく、オールビーフが定番だそうです。本日はオールビーフは手に入らず、普通の豚肉のソーセージを使いました。それにレリッシュというきゅうりの酢漬けのみじん切り・ケチャップ・マスタード・玉ねぎのみじん切りなどを乗せて食べます。

最近話題の大谷翔平選手が移籍を決めたロスアンジェルス・ドジャースですが、ホームドジャースタジアムには「ドジャードッグ」という名物があります。あまりにも有名過ぎてマスコットが誕生するほど、ぜひ大谷選手の応援に行った際はトライしてみてください。

アップルパイは日本風のレシビとは全く異なります。りんごは煮ないで、生でスパイスや砂糖とよく混ぜて、そのままパイ生地と一緒に焼きます。今日のレシピは横澤先生のお知り合いの東海岸、ペンシルバニア出身の方が紹介してくださった現地のレシピを極力変えずに作りました。アップルパイはサンクスギビングと呼ばれる秋の収穫祭ではパンプキンパイに次ぐ定番デザートだそうです。

アメリカ合衆国やカナダの農業は、収穫の様子を見ても大規模であることがわかります。アメリカ合衆国の農産物の生産量は世界でも有数で、小麦、とうもろこし、大豆などが広大な土地を利用して作られています。農家はドローンや大型機械を使い、少ない人出で高い生産性を上げています。

アメリカ合衆国は土地が広いので、地域によって食べるものもかなり異なります。ボストンは海が近いので魚介類がよく食べられています。アジア系の移民が多い地域では中華料理店やベトナム料理屋なども多くあります。メキシコが近いため、メキシコ料理が定番で、チリと呼ばれるひき肉と豆の料理やタコスもメジャーです。

 大量生産・大量消費のイメージが強いですが、今は食品ロスを減らすためのフードバンクの取り組みもあります。まだ食べられるにも関わらず廃棄予定となった食品を引き取り、食べ物を必要としている人々に届ける取り組みです。現在では日本でも見られるようになりました。


一枚目の写真
カナダ在住の菅原先生のご友人が撮影してくれた街中の風景。ホットドッグの大きな看板が見られます。

二枚目の写真
ドジャースタジアムの壁面を飾るマスコット「ドジャードッグ」Los Angeles Times より

三枚目の写真
ドジャースタジアムで販売されている「ドジャードッグ」Discover Los Angeles より