本日11月1日は「紅茶の日」です。
- 公開日
- 2023/11/06
- 更新日
- 2023/11/06
給食
毎年11月1日は「紅茶の日」です。
昭和58年に日本紅茶協会により定められました。その由来は、1791年の11月1日に、伊勢の国(現在の三重県)出身の船頭・大黒屋光太夫という人物がその苦労と功績を認められ、ロシアの女帝・エカテリーナ2世のお茶会に招かれて、日本人として初めて外国での正式な茶会で本格的な紅茶を飲んだ、という逸話からきています。
さて、日本の緑茶、中国のウーロン茶、ヨーロッパの紅茶が全て同じ植物からできているのはご存知ですか?これらは全て「カメリアシネンシス」というツバキ科の茶の樹からできています。この樹の生葉を乾燥・発酵させてつくる際、発酵度合いによって、緑茶、ウーロン茶、紅茶などさまざまな種類のお茶になるのです。
茶葉は発酵が進むにつれて、成分のカテキン(タンニン)が酸化し、赤くなっていきます。後発酵茶とは、微生物によって緑茶を発酵させ、さらに熟成させる、独特のプロセスによって生産されるお茶です。これにより味わいが変わっていきます。
一枚目の写真:日本紅茶協会HPより
二枚目の写真:日東紅茶HPより
三枚目の写真:サントリーHPより