学校日記

9月20日(水)今日はスペイン料理です。

公開日
2023/09/20
更新日
2023/09/20

給食

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⭐️パエリア
⭐️トルティージャ
⭐️ソパ・デ・アホ

今日はスペイン料理です。まずはじめにスペインの基本情報をお伝えします。

◆国旗について

スペインの国旗は「血と金の旗」と呼ばれています。紋章は、王冠と楯を2本の柱が支え、楯には5つの古王国の紋章が組み込まれています。柱は「ヘラクレスの柱」と呼ばれ、ジブラルタル海峡を表し、その先の未知なる大地を象徴しており、柱に巻かれたリボンには「より遠くの世界へ」とラテン語で記されています。赤は外敵を撃退したときに流された血、黄は豊かな国土を象徴しています。

◆首都:マドリード
◆面積:約 50.6万 平方km
◆人口:約4708万人
◆言語:スペイン語(公用語)

次に、スペイン料理の特徴・食文化についてです。
スペインは夏に乾燥し、冬に雨が多く降る地中海性気候です。暑い夏の昼間は目差しが強いので、その時間をなるべく活動しないようにするために昼食後、「シエスタ」と呼ばれる休憩を2〜3時間ほどとる習慣があります。

シエスタの後は仕事を再び始め、夜は夜遅くまで会話を楽しみながらゆっくりと食事をとります。しかし、現代の生活様式に合わせて、シエスタをしない人や企業も増えているそうです。

乾燥に強いオリーブやオレンジなどの柑橘類、ぶどうなどが広く栽培されていて、なかでもオリーブはスペインの食卓に欠かせないものです。オリーブの実そのものはもちろん、加工品であるオリーブオイルは、スペイン料理に欠かせません。

パエリアは、野菜や鶏肉、魚介類などをオリーブオイルで炒め、それに米を加えて炊いた料理で、平たくて浅いパエリア専用の鍋はどの家庭にもあるそうです。山間部では、肉やきのこをふんだんに入れ、沿岸部では海の幸をたっぷり入れます。今日は魚介たっぷりの海のパエリアです。

トルティージャは、スペイン風オムレツです。各地域・各家庭によりレシピは様々で、特徴的な材料は、卵・じゃがいも・トマト・玉ねぎです。じゃがいもはたっぷりのオリーブオイルで煮てから卵と合わせるのが、スペイン式の作り方です。ソパ・デ・アホは、カスティーリャ地方のスープです。「ソパ」はスープ、「アホ」がにんにくのことです。にんにくは、じっくり炒めることで旨みを引き出しています。卵を入れるレシピもありますが、今日は玉ねぎメインのレシピにしました。

写真1:スペイン国旗
写真2:パエリア スペイン政府観光局 提供
写真3:オリーブ スペイン・カタルーニャ州政府観光局 提供