野球部 ABC 準決勝 VS 桜道中連合
- 公開日
- 2025/01/14
- 更新日
- 2025/01/15
部活動
+7
令和7年1月11日(土) 第32回 ABC(あだち・ベースボール・クラシックトーナメント )準決勝 VS 桜道中連合 @ 西新井橋グラウンド 快晴、くっきりと富士山が浮かび上がっている。(3案枚目の写真)
足立区のWBCであるABC、今年で32回を迎えるまさにクラシックだ。12月末に行われた初戦では各チームともインフルエンザで多くの欠場選手を出した。小松川中学校・野球部もA,Bの2チーム体制で大会に臨んだが、Bチームは主要選手を欠き急きょ草苅先生が守備についたりもした。(残念ながら草苅先生はバッターボックスには入りませんでした)
シードされ2回戦からの登場となった小松川中Aチームは鹿浜菜の花中を接戦の末制し準決勝に勝ち上がった。(鹿浜菜の花中は平成28年に足立第八中学校と鹿浜中学校が統合され、新校舎で新しく開校した中学校。)年があけた1月7日に行われるはずの準決勝は前日に降った雨によるグランドコンディション悪化のために中止され11日に順延となった。対戦相手は葛飾区の強豪桜道中連合チーム※優勝を目指すコマ中にとっては超えなければいけない壁の一つだ。
初回両校とも点数が入らず投手戦の様相を呈してきた様に思えた。小松川中Aチームの先発を任されたのはNo.7(二枚目の写真)、コマ中野球部のトリプルエースの一角だ。対して相手校はNo.1を背負ったエースピッチャーを当ててきた。初回のコマ中の攻撃では甘く入ったストレートを完璧に捕える場面もあったが、2回以降相手投手は変化球主体の投球に変えてきた。
2回の表、桜道中連合の攻撃、抑えたはずの内野ゴロをハンブルし出塁を許す。その後いくつかのエラーが重なり先取点を献上してしまった。しぶとく塁を埋めていく相手の攻撃をダブルプレーで切り抜けなんとか1点で切り抜けてコマ中の攻撃。先頭打者がセンターオーバーの三塁打で出塁する。続くバッターはピッチャーゴロでランナー動けず。先頭打者に戻ったがセカンドゴロ、飛び出していたサードランナーがホームにヘッドスライディングするもアウト。その後再度三塁までランナーを進めるが後続を断たれチェンジに。コマ中にとってはホームベースがいつも以上に遠い。
3回に入り相手ピッチャーがギアを一段上げてきた。右バッターの肩口からアウトコースに向かって落ちてくるカーブにコマ中打線は沈黙を始める。逆にしぶとくランナーを出してくる桜道中連合に内野守備が乱され、ニ塁盗塁を阻止しようとしたキャッチャーの送球がそれるなどで追加点を許す。(8枚目の写真)その後スクイズを決められ3-0とリードされる展開になった。ここでマウンドに内野手が集まり(7枚目の写真)フォーメーションの確認を行う。そして飛び出した3塁ランナーを挟んでアウトにするなどすぐに効果が表れた。4回裏コマ中の攻撃は3者凡退。
5回からマウンドに上がったのは左の1年生ピッチャーNo.9(4枚目の写真)、相手の攻撃を3人で終え、裏のコマ中の攻撃に。こま中打線は5回裏も沈黙、3人でチェンジ。
6回に入りランナーを出されるもキャッチャーNo.2の絶妙な三塁牽制などでホームを踏ませない。裏の攻撃でNo.10(5枚目の写真)が代打に送られ四球を選ぶが後続が続かずスリーアウト。
最終回もNo.9が続投しシングルヒット1本打たれるも4人で片づけてスリーアウト、コマ中最終回の攻撃に入った。
最終回7回の小松川の攻撃、No.8がショート内野安打で出塁するも打線は沈黙。3-0で敗退が決まった。試合後、柿沼先生から反省点などが長時間かけて説明された。多くの課題が露呈した試合だったと捕えよう。そして春、夏の大会での爆発を期待する。がまんの時期が続いている野球部、少しずつプレイの精度上げていく必要がある。
がんばれコマ中野球部 !!
※ 小松川中を下し決勝に進んだ桜道連合チームは第一シードの志村一中(板橋区)に勝ち優勝した。
1月15日誤字訂正・加筆