学校日記

図書委員プレゼンツ 図書委員の激推し図書 第四弾「たゆえども沈まず」★★★★

公開日
2024/11/19
更新日
2024/11/19

お知らせ

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令和6年度 図書委員プレゼンツ 図書委員の激推し図書 第四弾 「たゆたえども沈まず」 作:浜田マハ 幻冬舎

激推し図書第四弾の今回は3年生の図書委員 Sさんの推薦図書です。タイトルは「たゆたえども沈まず」原田マハ作です。Sさんは「『たゆたえども沈まず』この本の舞台は19世紀末のパリ。フランスで画商をしている林忠正、そのアシスタントの加納重吉、画家のゴッホと弟のテオ、彼らの交流と悲劇を描いた作品です。登場人物からもわかるとおり、史実を元にしたストーリーになっています。美術史に興味がある方に特にオススメです!フランス語らしいおしゃれな言い回しもあるのでぜひ楽しんでください!」と推薦理由を語ってくれました。


型破りな面白い著作が多い原田マハさんですが、今回はシリアスなストーリー。タイトルになっている「たゆたえど沈まず」(Fluctuat nec mergitur)―16世紀から存在する、パリ市の紋章にある標語です。帆いっぱいに風をはらんだ帆船とともに刻まれているラテン語は、「どんなに強い風が吹いても、揺れるだけで沈みはしない」ことを意味します。