１年生の算数の様子です。

「先生の、重い机を教室から出したいけれど、机が教室の入り口を通るかなあ？どうしたら机を動かさないで長さを比べられるかな？」という、先生からの相談に、頭をひねっていろいろと考えてみる子どもたち。

「ぼくのふでばこと友だちのふでばこは同じだから、それの何こ分かで測ったら？」

「ゆびで測ったら？」

班で意見を出し合います。

「誰でも同じもので、正確に測るには…？」という先生からの問いかけに、

「テープで測って、比べてみよう」という意見が出てきました。

みんなで協力して、正確に測っていきます。1人が押さえて、他の子がはさみでちょきん。真剣です。

リボンを正確に写し取り、入口の幅と比べます。リボンがたるんだり、ななめだったりしないかな？と気をつけながら、比べていました。

「テープの方が長いから、机（横の長さ）は通らない！」と結論が出ました。

次は、ロッカーの縦の長さと比べます。別なリボンを使って、ロッカーの長さを写し取り、先程のピンクのリボンと比べます。

「次は、こうしてみよう」「こうすると、これがわかるかも」と自ら考え、友達と協力しながら行動している子どもたち。1年生の成長が頼もしいです。

次回は、教室の中の様々な物の長さを、みんなで測るそうです！たくさんの経験から学びを増やしていきましょう。