☆ツ・ナ・ガ・リ メッセージリレー☆ 〜スク-ルカウンセラ-〜
- 公開日
- 2020/05/26
- 更新日
- 2020/05/26
お知らせ
「みなさん、たいいくはしましたか?」
みなさん、長いお休みが続いていますが、元気にすごしていますか?ずいぶん長いお休みでしたが、そのお休みも、そろそろおわりが見えてきて、来週からは学校がはじまります。
お休みが長く続いたことで、「勉強についていけるかな?」と心配の声をよく耳にするようになりました。はっきり言ってしまえば、勉強はやる気があれば大丈夫です。やる気さえあれば、いつでも取り戻せます。
それよりも大切なことは、体力とやる気、集中力です。学校生活を送るということは、とても体力がいります。そして、45分の授業をしっかり聞く集中力や課題に取り組む「やるぞ!」「がんばるぞ!」というやる気が大切です。
おうちでのんびりした生活が続くと、この「やる気」や「集中力」がどんどんなくなっていく危険があります。「なんだかやりたくないな。」「すぐにあきちゃうな。」というのは、この危険なサインです。
では、どうやってやる気や集中力を高めていくのでしょうか?
実は、やる気や集中力を高めるためには、運動することがいいと言われています。楽しく運動ができれば、より一層効果がでます。
体を動かしながら休憩をとることをアクティブ・レスト(積極的休憩)と呼びます。「疲れたから何もしないで休む」よりも、「適度に運動しながら休む」方が、疲労回復効果が高いのです。やる気や集中力の低下は、脳の疲労が原因です。「学校に行っていないから、疲れているはずがない!」と思ってしまいますが、実は、何もしていないことが、脳を疲れさせているのです。何もやりたくない時は、まず、運動をしましょう。
さぁ、あと1週間で学校が始まります。国語や算数の前に、まず、体育をやりましょう。運動をして、体力とやる気と集中力を高めましょう。
「みなさん、たいいくはしましたか?」
毎日、夕方、自分に聞いてみてくださいね。
保護者のみなさまへ
長い休業期間中、おうちでお子さまとの生活の中で、さまざまな工夫をされたと思います。お子さまと過ごす時間が長くなり、今まで気がつかなかったお子さまの様子に、新たに気付かれたことも多かったと思います。
さて、保護者のみなさまから、「休みが長くなって、勉強に対する集中力がおちた。」「生活のリズムが崩れ、だらしない生活をしている。」「勉強しなさいと言っても、やる気が見られなくて心配。」という相談がありました。
授業がないため、勉強の遅れが心配というお気持ちはよくわかります。しかし、ここは「勉強!」という言葉を一瞬ガマンしていただいて、まずは、お子さまと一緒に楽しく体を動かしてみてください。そして、「勉強!」というのは、体を動かしたあとにしましょう。体を動かした後の方がお子さんのやる気や集中力が高まっているはずですよ。