学校日記

1月23日(木) 南アメリカ給食 

公開日
2025/01/27
更新日
2025/01/27

給食

いまや私たちの食生活に欠かせないジャガイモ、トウモロコシ、トマトなどはすべて南米で生まれたもの。世界一の牛肉大国アルゼンチンを筆頭に、メインは肉料理という国が多いのですが、チリの白身魚やアマゾンの川魚などシーフードも豊富です。簡単には味わい尽くせない多彩な味覚が溢れています。


ブラジルの郷土料理、ムケッカ。魚介をトマトとココナッツミルクで煮込んだメニューです。ブラジル観光省は、ムケッカ・バイアーナ(1枚目の写真)は300年以上の歴史を持ち、ポルトガル人がココナッツを、アフリカ人がパーム油をそれぞれブラジルに持ち込んだことに由来する料理だとしています。


メキシコの主食はトルティーヤ。トウモロコシをすり潰した粉を練り、薄く伸ばして焼いた食べ物です。このトルティーヤに肉や野菜などの具材を挟んだものが、タコスです。今日はサラダにタコスミートとトルティーヤチップスを使いました。


ブラジルでコーヒーの生産が開始されたのは今から200年ほど前の18世紀後半から19世紀初頭にかけてです。その後、ブラジルのコーヒー生産量は急速に伸びていきます。ブラジルがコーヒー栽培に適した気候と土地に恵まれていたことが、その大きな要因とみられています。世界には「コーヒーベルト」というコーヒーの生産に適した地域を指す言葉もあるのですが、ブラジルはばっちりこの地域に入っています。また気候以外にも、ブラジル政府がコーヒー産業の発展を支援するとともに多くの移民がブラジルに移り住み、労働力不足を解消できたことも、高い生産量の要因と考えられています。その結果、20世紀初頭には世界のコーヒー生産の約75%を占めるまでに成長しました。


  • ◎ムケッカジェトロ画像.jpg
  • こーひ豆.jpg

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