令和7年1月14日 避難訓練
- 公開日
- 2025/01/15
- 更新日
- 2025/01/15
学校の様子
令和7年1月14日(火) 大地震を想定した避難訓練が行われました。
避難訓練の前日の夜、1月13日午後9時過ぎ日向灘を震源とする地震が起きました。宮崎県では震度5弱の揺れを観測しました。また宮崎県と高知県では津波も観測され、南海トラフ地震の想定震源域内で起きた今回の地震は昨年8月に同じく日向灘で発生したマグネチュード7.1の地震と関連した地震活動であると気象庁は説明しました。
巨大地震と言うと2011年3月11日に起こった東日本大震災や1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を思い浮かべる方も多いかと思います。ところが現在中学校に通う中学生は3年生が2009年から2010年生まれ、2年生が2010年から2011年生まれと東日本大震災時は1歳か0歳でほぼ記憶はないでしょうし、1年生に至っては2011年4月2日以降の誕生日なのでまだ生まれていなかった事になります。多くの大人たちが東日本大震災の時の記憶を持ち、津波や被害の様子を繰り返しテレビで見ていたのとは違い中学生の地震に対する意識がどこかテレビの中の出来事でした。しかし昨年の元日1月1日に震度7を記録した能登半島地震は今でも避難生活を送る方がいる事やSNSで地震発生時の動画が拡散されたことから中学生の大地震に対する現実感が増しているのではないでしょうか。
そんな中で行われた巨大地震を想定した今回の避難訓練は、授業中にいきなり地震が起きたとアナウンスが流れるリアリティのある訓練でした。体育館や特別教室にいる生徒や教室を離れて廊下を歩いている生徒、トイレにいる生徒などがバラバラに校庭に避難してきました。いつもの訓練と同様に私語をしないで冷静さを保った状態で素早く非難が完了しました。
いつ起こるかもしれない大地震ですが、必ず起きるとされています。それが明日なのか10年後なのかはわかりませんが、今の中学生が30歳になるまでにはほぼ100%起こるでしょう。その日のために日頃からの備えが必要です。
+2