学校日記

図書委員プレゼンツ 図書委員の激推し図書 =番外編=「成瀬は天下を取りに行く」

公開日
2024/11/13
更新日
2024/11/13

お知らせ

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令和6年度 図書委員プレゼンツ 図書委員激推し図書 =番外編=「成瀬は天下を取りに行く」 作:宮島未奈 新潮社・Audible Studios 


今週の激推し図書紹介は期末試験の日程と被ってしまったために特別に図書委員会の顧問を務める2学年理科の高木先生の激推し図書を紹介します。


2024年の本屋大賞を受賞した「成瀬は天下を取りに行く」は勉強もスポーツもできるけど、発想が独特でかなり変わった成瀬を中心にした物語です。主人公が生活する場所は現実に存在する場所で現実世界と小説の世界が地続きに相互リンクしていきます。物語の視点は成瀬の幼馴染のシマザキから中年男性の若い頃〜現在に変わり最後の章は成瀬目線になる。コロナ禍の中の青春として描かれる中学生活で学校を離れ、成瀬が西武デパートの中継に毎日映ることやM-1グランプリにでてみるなどの読者の期待を上回行動をする中学から高校三年生までの話だ。


髙木先生は「成瀬が終始一貫してすがすがしい。人とちょっと違うことを自覚しつつも悩むことなく受け入れてるのがどことなく親近感があります。そして読んでいて彼女の生きざまに爽快感を感じます。」と感想を語ってくれました。


世界の中心をかっさらっていく成瀬がかっこよすぎて目が離せなくなる。 成瀬と同じ中学生・高校生だったら感情移入は容易で物語に引き込まれること間違いなし。 物語の舞台である五日大津に行って聖地を巡りたいと感じるだろう。


※ 1枚目の写真の手は3年I組のY君です。撮影に協力してもらいました。ありがとう!