<3月12日(火)の給食>
- 公開日
- 2024/03/14
- 更新日
- 2024/03/14
給食
<3月12日(火)の献立>
かつおの味噌焼き、小松菜ともやしの昆布漬け、かき玉汁、ごはん、牛乳
======================
かつおは今月も高知県のすくも湾の漁港から産地直送で届けていただきました。また、かき玉汁のおだしは鰹節の厚削りでひいています。
鰹節に近いものが日本の文献に登場するのは奈良時代のことです。日本最古の歴史書である古事記に登場する「堅魚(カタウオ)」が、鰹節の原型とされています。堅魚は3世紀中頃、弥生~古墳時代には作られているため、古代人は干しかつおである堅魚(カタウオ)とそのだしの、堅魚煎汁(カツオノイロリ)を創案したとされています。
2015年にミラノで行われた食がテーマの万博では、鰹節が微生物による熟成であるため、ヨーロッパへの持ち込みがなかなかできず、外務省が何年もかけて持ち込みの申請をしたそうです。
日本が誇るかつおのおだし、味わって召し上がれ。
二枚目の写真:シャキシャキの野菜も、しっかり茹でて温度確認をしてから真空冷却器という機械にかけています。
三枚目の写真:厚削りは家庭で使う花鰹とは異なり、じっくりコトコト煮込んでひきます。黄金色のおだしが美しいですね。