【こんだて】

・きぬがさどん

・牛にゅう

・ゆばのすましじる

・てづくりみなづき

　今日の献立は「京都府」の郷土料理でした。

●衣笠丼（きぬがさどん）

　京都府の金閣寺近くに「衣笠山」という小さな山があります。油揚げとねぎを卵で溶き閉じた様子が、雪が積もった衣笠山に似ていたことからこの名前がついたそうです。

●湯葉

　鎌倉時代に中国から京都へ伝わったと言われています。最初はお寺の精進料理の材料として使われ、そこから全国へ広まりました。

　●水無月

　１年の半分が終わる日、６月３０日に「夏越の祓（なごしのはらえ）」という神事が行われます。半年の無事に感謝し、残り半年の無病息災を祈るそうです。その時に食べる伝統的な和菓子が「水無月」です。水無月は、ういろう生地の上に小豆がのった三角の形をしています。三角は暑さを払う氷を表現し、上にのっている小豆は邪気を払う赤色をしており、また豆は「魔滅（魔を滅する）」ことから厄払いの意味を持ちます。