学校日記

校長室から<平成29年3月その2>

公開日
2017/03/13
更新日
2017/03/13

校長室から

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 空気が春の匂いになってきました。卒業・修了まであと9日間です。残りの一日一日を心から大切に過ごしています。

平成29年3月その2
「続けるということ」
平成29年3月13日(月)
おはようございます。今年度も残すところ、あと9日間になりました。最後までしっかり頑張りましょう。今日は3月11日(土)に行われた金管バンドの「春のコンサート」の様子から「続けるということ」というお話をします。
土曜日に行われた「春のコンサート」は素晴らしかったですね。金管バンドの皆さんがとても美しい音色を奏でくれました。皆さんも知っている通り、金管バンドの皆さんは来る日も来る日も朝練習を続けて、この晴れ舞台を迎えました。毎日朝練を続けるのは大変なことだったでしょうね。今日は朝寝坊したいなあと思うこともあったでしょう。今朝は寒いから嫌だなあと思うこともあったのではないでしょうか。でも、続けました。素晴らしいですね。続けることは大きな力になります。6年生で3年間金管バンドの活動を続けた人は手を挙げてください。皆さん大きな拍手を送りましょう。
もう一つ紹介します。江東園のボランティア活動です。先週の月曜日にその表彰が行われました。参加したお友達は誰もが、このボランティア活動が楽しかったと言っていました。嬉しかったですね。これもこの活動を続けてきたことに意味があります。6年生で2年間この活動を続けてきた人は手を挙げてください。拍手を送りましょう。
さて、この続けた人たちはなぜ続けたのでしょうか。お母さんに言われたのでしょうか。違いますね。自分で続けると決めたのです。自分の心が続けると言ったのです。続けると決めたのです。だから続けました。
逆の話をします。江戸川小学校では、「おうちの人がいない家には上がり込んで遊ばない。」というお約束があります。どうやらこの約束を破っている人たちがいるようです。それも続けて・・・。なぜ続けているのでしょう。これも同じです。いけないと分かっていても続けてしまうのも、自分の心なのです。お友達に誘われたからとか、そんなことは理由になりません。
皆さん、自分でやりたいと思ったり好きだと思ったりしたことは、とことん続けてみてください。不平や不満は続けた後に言ってください。まずは続けることですよ。それが夢を叶える道につながります。そして、続けると決めるのは自分の心なのです。
校長先生の好きな諺に「雨だれ石を穿つ(あまだれ いしを うがつ)」という諺があります。柔らかい雨だれも同じ場所にずっと落ち続ければ、やがてあの硬い石にも穴をあけるといった意味です。とにかく続けることです。
このようなことを言う校長先生も、ずっとずっと願い続けてきたことがあります。4年間願い続けてきたこと。それは、江戸川小学校の子どもたちがいい子に育ちますようにと、それだけを願い続けて、様々な教育活動を行ってきました。今、皆さんの姿を見ると達成できたかなと思います。今日は「続けるということ」というお話をしました。終わります。