今日の給食のメニューは、ごはん、さけのさざれ焼き、浦上そぼろ、ヒカド（汁）、りんご、牛乳です。「浦上そぼろ」と「ヒカド」は長崎県の郷土料理です。２枚目の写真の「浦上そぼろ」は長崎市の浦上地区に伝わる郷土料理で、細切りにした野菜などを甘辛く炒めたものです。長崎の方言で、材料を細かく切って炒めることを「おぼろ」と言い、おぼろよりもあらいものを「粗おぼろ」、それがつまって「そぼろ」になったそうです。３枚目の写真の「ヒカド」は具材を細かく切り、すりおろしたさつまいもでとろみをつけた具だくさん汁です。江戸時代、長崎に暮らしていたポルトガル人から伝わりました。「ヒカド」はポルトガル語の「細かく刻む」を意味しているそうです。