6/13 はやぶさの日
- 公開日
- 2022/06/14
- 更新日
- 2022/06/14
校長日記
2010年6月13日、探査機「はやぶさ」が長い長い宇宙の旅を終え、小惑星「イトカワ」のかけらと一緒に地球に帰ってきました。地球突入時、はやぶさは燃え尽きてしまいましたが、かけらの入ったカプセルは無事回収されました。
その4年後、「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」を目指して出発しました。リュウグウでは表面に穴を開け、内部のかけらを集めることに成功しました。今から2年前、地球に届いたカプセルにはリュウグウのかけらがたくさん入っていました。
そして先日、そのかけらから「水」や「アミノ酸」といった海や生命の源となる物資が見付かったそうです。はやぶさ2の関係者は「人類の手が新しい小さな星に届きました」と言っています。
はやぶさ2は、今も宇宙の旅を続けています。次のゴールは9年後、まだ名前も付いていない小さな惑星に到着する予定です。