協力して順番にならべよう〜ザ・ゲーム
- 公開日
- 2022/03/17
- 更新日
- 2022/03/17
教材紹介
今日は、トランプを使って、数字を順番に並べる活動を紹介します。これは、ゲーム対プレイヤーの協力型カードゲームで、コミュニケーションが制限されている中、1から昇順に重ねるか、13から降順に重ねて、全てのカードを出し切ることを目指す活動です。やり方を説明します。
1.伏せたカードを各プレイヤーに2枚ずつ配ります。残ったカードは山札とします。
2.1人ずつ順番に、1枚または2枚のカードを昇順の山か降順の山のどちらかの上に重ねて置きます。飛ばした数のカードを出すことはできません。ただし、カードの山の1番上のカードと自分が置こうとしたカードが同じマークの場合、数字の並び順を無視してカードを置くことができます。
3.山札から、出した分の枚数だけカードを引きます。
4.1.〜3.を繰り返し行い、山札とプレイヤーの手札が全部なくなった場合、プレイヤー達の勝利となります。
※注意事項として、自分の手札やプレイしようとしているカードの数字を伝えることはできません(マークは伝えることができます)。しかし、「結構数が飛んでしまうけどいいですか。」や「持っている手札がかなり高いハートと中くらいのスペード」などのように、具体的な数字を伝えていなければ相談することができます。
この活動はチームで戦うため、協力する楽しさや勝った時の喜びを全員で共有することができます。また、「同じマークのカードを持っているけど出していいですか?」や「ここは自分が置きたいから置かないで欲しいです。」など、カードをプレイするときに相談することと、他者の意見を受け入れて活動に取り組むことが大切です。
右の写真のように、市販の物を使って活動するときもあります。ぜひ、挑戦してみてください。
(文責 特別支援教室 よしかわ)