道徳科 ーきまりを守るためにー
- 公開日
- 2021/05/13
- 更新日
- 2021/05/13
校長室
昨日、4年2組では「雨のバスていりゅう所で」を読み、バスをまつよし子さんの気持ちを考えました。
雨が降っている中、タバコ屋さんの軒下でバスを待っている人たちが並んでいます。バスが見えると、並んでいる人を追い越してよし子はバスに乗ろうとしますが、母に肩をつかまれ、並んでいたもとの場所まで戻されます。バスに乗った後は、母の様子から自分のしたことを考え始めました。
よし子のしたことの何が問題だったのか、よし子の行動とともに子供たちは場面ごとに考え、授業の最後では、振り返りシートに「きまりを守るために自分が大切にしていきたいことは何か」を考えてまとめました。シートには、一人一人の考えがしっかりと書かれていました。
「知らない人だとしてもしっかり思いやりをもつ、
思いやりをもたないと人を傷つけてしまう」
これを書いた子は、授業の前よりも授業が終わったあとのほうが、このことを強く考えた、と言っていました。
自分自身に向き合いながら、シートにまとめていた子供たちの姿を見て、とてもうれしくなりました。
これからも道徳科で考えたことを積み重ねがら、よりよく生きるための力が育まれるように、学校全体で取り組んでいきます。そして、これからも授業の様子を紹介していきます。