令和6年９月２１日（土）　江戸川区秋季総合体育大会（軟式野球）中学校の部　＠江戸川グラウンド４面　VS　鹿骨中学校

一回戦シードの後２回戦から登場した小松川中学校野球部。２年生中心の新チームになってから初めての公式戦となる。対戦相手は鹿骨中学校、小松川中は後攻となった。

一回の表鹿骨中の攻撃は三者凡退。一回の裏小松川中の攻撃、相手投手は制球が定まらずなかなかストライクが入らない。それでも時折速球が胸元に食い込み投手戦になるのかと考えていると四球とそのあとの好走塁であっと言う間に３点をもぎ取っていた。

夏の総体を戦った先輩たちの代に比べるとまだ迫力に欠ける部分はあるが、相手のミスを見逃さず着実に得点を重ねる新チームに野球偏差値の高さを感じた。ファーボールを選んだバッターがすかさず相手投手の隙を見て二塁に盗塁。慌てたキャッチャーの送球がそれたとみるや３塁を陥れた。ひとつの四死球を与えたら最後、三塁打を打たれたに等しいのだ。これはピッチャーからするとかなりのプレッシャーだ。いくら牽制球の上手な投手でもプレイ中であればどんどん積極的に走ってくるチームほどいやなものはないだろう。

二回の表も難なくゼロに抑え、２回裏の攻撃。この回は四死球に長打が加わりランナーをためる暇もなく次から次へとホームに帰ってくる。気が付いてみたら９点を奪い１２－０次の回を３点以内に抑えればコールド勝ちとなる。そんな状況での気の緩みか、２番手ピッチャーとしてマウンドに立ったサウスポーの投球もどことなくぎこちない。そして恐れていた内野守備陣の乱れで４点を与えてしまった。１３－４、点差は９点、裏の攻撃で２点以上取ればコールドだ。そして３回裏このチームの持ち味である巧みな走塁で２点を取りゲームセット。新チームの公式戦初勝利をコールドで飾った。

派手さはないがクレバーなチームと言うのが新チームの印象だ。これから試合経験を行けば負けないチームになりそうな雰囲気を持っっている。

次戦３回戦は９月２８日（土）　８：４５から会場は江戸川区の野球の聖地　江戸川区球場だ。ぜひ応援に駆け付けよう！！