母の日
- 公開日
- 2021/05/12
- 更新日
- 2021/05/12
副校長のつぶやき
真っ赤なカーネーションを胸に抱え、妹と手を繋いで歩くその子の横顔は嬉しそうで、誇らしく感じられた。小学校低学年くらいだろうか。姉妹を待つ母親のもとへ花に託した感謝の気持ちを届けに行ったことは言うまでもない。商店街ですれ違った子の姿を見送って、なんだか嬉しい気持ちになった。
「母の日ってなぜカーネーションなんだろう？」「赤いカーネーションが定番ではあるがなぜだろう？」と。今更ではあるが、唐突に疑問が生じたのでとりあえず調べてみた。
歴史はアメリカ南北戦争までさかのぼる。この戦争で負傷した兵に対して、敵味方なくケアをする女性がいて、その女性が亡くなった際に、その女性の娘が、母が好きだった白いカーネーションを参列者に配ったことが「母の日」の起源と言われているそうだ。
花の色については定かではないが、花言葉に関係しているらしい。国や地域によって、また、時代によって花言葉のもつ意味は変化するそうであるが。ちなみに「赤」は「母への愛」「母の愛」など。「白」は、「私の愛情はいきている」「尊敬」で、亡くなった母親を偲んで贈る花の定番なのだそうだ。「ピンク」は「温かい心」「感謝」など。（hibiyakadan.comより引用）
調べる前、月初のうちに赤とピンクのカーネーションの花束を届けた。まだ価格が高騰する前に。そして母の日の今日、母のもとに家族で訪問する。一緒にお昼を食べ、おしゃべりをするために。（5/10作成）
追記：そうそう「父の日」に贈る花ってあったかなぁ。ふと気になってしまった。あまり聞いたことがないし。ご存じの方はいるでしょうが。
