海軍で作られた肉じゃが
- 公開日
- 2013/06/06
- 更新日
- 2013/06/06
学校給食
今では家庭料理の定番である「肉じゃが」ですが、「肉じゃが」が誕生したのには、
こんな話があります。明治の頃、海軍中将の東郷平八郎はイギリスに留学中食べた「ビーフシチュー」の味が忘れらず、部下に「ビーフシチューを作れ」と命じましたが、そんなものを知らない料理長が、デミグラスソースの代わりに、しょうゆとさとうを使い、悪戦苦闘してつくったのが「肉じゃが」でした。
牛肉とじゃがいもは、そのころ日本人にはあまり食べられていなかったため、一般家庭で食べられることはありませんでした。家庭料理として広まったのは、昭和40年代後半といわれています。