今週行われた第一回専門・中央委員会で、２学年の学級委員会の話し合いにより、学年目標が下記のように決定しました。

『One For All All For One
　　　　　　一人はみんなのために、みんなは一人のために』

　フランスの有名な物語、「三銃士」のなかで、三銃士が剣を合わせて誓って言う言葉がこれでした。日本ではラグビーの精神を表すものとしてよく聞かれる目標でもあります。
人間というのは一人では生きていけない生き物です。必ず集団を作り、その中で生きています。自分一人ではこの世の中を生きていくことができません。
　「俺は一人でも生きてみせる！」と言っても、住んでいる家は自分で建てたわけではなく、食べ物は自分で畑を耕したわけではなく、着ているものはどこかで作られたもの。君たちの衣食住すべてが誰かのおかげ。そんな風に、みんな誰かのおかげで、協力しながら生活しています。そして、好むと好まざるとに関わらず、何らかの集団に所属しています。集団に所属することになったその時から、また好むと好まざるとに関わらず、何らかの仕事をしなくてはなりません。
　２学年というのも、中学校の一つの集団です。中学校の学習内容をきちんと学ぶことや、中学生として、自分の進路を考え、選んでいくこと、また、将来社会人として必要な力を身につけることなど、目的を持った集団です。その目的の実現のために、一人一人は役割を分担して、みんなのためになることをやっていってもらうことになります。一人一人が自分の仕事に責任を持って取り組むことで、学級が、学年が、そして瑞江中学校全体が活性化し、よりよい中学校生活を送ることができるようになると思います。
　「一人はみんなのために、みんなは一人のために。」この精神を２学年全体の目標として１年間がんばっていって下さい。


○学級が動き出す！

　各クラス、学級目標や専門委員やなどクラスのいろいろなことが決まり、新クラスでの活動が本格的に始まりました。一人一人が学校、クラスの一員として、責任を持って仕事に取り組みましょう。それぞれの仕事は大変なこともあると思いますが、いままで経験していなかった瑞江中学校の生活の一部を新たに経験することで、違った角度の瑞江中学校を知ることができるかもしれません。また、副委員長や委員長などにチャレンジすることで、先輩としての立場を知り、精神的に成長できると思います。怖がらずにぜひいろいろなことにチャレンジしてください。
　また、委員会にならなかった・なれなかった人たちも、「仕事はあいつらにまかせておけ」という態度は、自分のレベルを落とすだけですよ。仲間が困っていたら助ける、自分の担当ではなくても手を差し伸べるボランティア精神こそが、どんな仕事よりも大切です。全員で力を合わせてよい学級をつくっていって下さい。


○離任式がありました。

　今日の午後、総合の時間を利用して、離任式が行われました。みなさんも昨年、授業に部活にとお世話になった先生がたが他校に異動されました。異動された先生方の最後のあいさつ、しっかりとした態度で聞くことができたでしょうか。これからは、お互いに、また違う道をあるいていくことになりますが、道は分かれていてもまたどこかで交わることもあります。いつかまたどこかで出会ったとき、成長した姿をみせることができるようにみなさんも勉強に部活に、しっかりと取り組んでいきましょう。きっと異動された先生がたも、いつまでもみなさんを応援してくれているはずですよ。


◆来週の予定◆　
２１日（月）学年朝礼、家庭訪問開始　６校時カット　45分×５
２２日（火）家庭訪問、６校時カット　50分×５
２３日（水）家庭訪問、内科結核検診、45分×５
２４日（木）家庭訪問、６校時カット　45分×５
２５日（金）家庭訪問、腎臓検診（再）、５・６校時カット　45分×４