10月2日(木)
- 公開日
- 2025/10/02
- 更新日
- 2025/10/02
給食室
今日のメニュー【郷土料理:滋賀県】
あめのいおご飯
イカの香味揚げ
小松菜と切干大根のおかか和え
打ち豆みそ汁
梨(かおり) 新高を予定していましたが、入荷の都合で「かおり」という品種の梨を提供しました。
牛乳
今日は、滋賀県の郷土料理を食べました。
「あめのいお」とは『あめのうお」のことで、雨が降り河川が増水した際に産卵のため遡上する「ビワマス」のことです。ビワマスは琵琶湖の固有種で、このマスを使った炊き込みご飯が「あめのいおご飯」です。秋に産卵期を迎えるビワマスを丸ごと1匹使うこの料理は、滋賀県の食文化財として親しまれていて、琵琶湖を中心に東西南北の地域で具材や作り方が異なるそうです。
打ち豆も滋賀県に古くから伝わる食材です。大豆を蒸して木槌で1つ1つ潰して、花形に乾燥させたものです。雪深い湖北地域にとって厳しい冬を越すための貴重なタンパク質です。今日は、大根やサツマイモ、油揚げなどの食材と一緒に煮込んで、みそで味を整えた打ち豆みそ汁をいただきました。
今日のデザートの紹介
今日は新高という品種の梨を帝京する予定でしたが、残念ながら入荷がなく「かおり」という品種の梨をいただきました。新高も梨の中では大きい品種ですが、このかおりもとても大きく、大人の広げた手のひらと同じぐらいの大きさです、重さは一つ1kg以上。みずみずしく、深い甘味がおいしい梨です。
梨の美味しい季節もそろそろ終わりが近づいてきました。ぜひご家庭でも、秋の味覚を味わってください。