褒めない、叱らない?
- 公開日
- 2020/04/17
- 更新日
- 2020/04/17
できごと
「ありがとう」は魔法の言葉
こんにちは、北川です。休校でお子さんが家にいる時間が長くなっていますが、どう過ごしているでしょうか。今日は「褒めること」「叱る事」をテーマにしたいと思います。
ご家庭でお子さんを褒めていますか?叱っていますか?
実は、褒めること、叱る事で相手と上下関係ができ、内発的動機付けはなくなり、主体性が育たなくなってしまうという考えがあります。
( 褒めることも叱ることも、短期的には成長しているように見えますが、叱ったり褒めたりする人がいなくなってしまうとやらなくなってしまう。
お手伝いしたからお小遣いちょうだい。テストの点がよかったからおもちゃ買って!など)
ではどうすればよいのでしょうか。上下関係を作らないI(アイ)メッセージで「私は〇〇だと思う」と伝えると良いそうです。
・〇〇してくれて、「私」はうれしい
・あなたの考え、「私」は素敵だと思う
・ありがとう
・助かったよ
・大好き
・「私」はそういうの好きじゃないな。
・〇〇されると「私」は面白くないな。嫌だな。
I(アイ)メッセージを伝える重要なタイミング
・相手のプロセスを尊重する。
→あなたが頑張っていることを知っているから、結果がでて「私」は嬉しい
・相手の感情を尊重する。
→あなたが喜んでいるから、「私」も嬉しい。
最も効果的で(しかも簡単)なのは「ありがとう」という言葉をかけることです。「えらいね」でも「がんばったね」でもなく、
「私」は感謝しているよという気持ちをあらわす「ありがとう」。
I(アイ)メッセージをうまくつかって、子供の気持ちをよりプラスにしていけたらいいですね。