【こんだて】

・ちらしずし

・牛にゅう

・わかさぎのからあげ

・てまりふのおすいもの

・ひしもちういろう

　今日はひなまつり献立を提供しました。ひなまつりは女の子の健やかな成長を願う行事です。３月上旬に行われる、災いを人形に移して厄払いをする「上巳節（じょうしせつ）」と、貴族の子供の間で行われていた「ひいな遊び」という二つの行事が結びついたのが「ひなまつり」です。このことから「上巳（じょうし）の節句」とも言われます。また、ちょうど桃の季節でもあるため「桃の節句」とも言われます。

　今日の給食では、お祝い事にかかせない「ちらしずし」と「ひしもち」を提供しました。本来のひしもちはおもちで作られますが、給食では和菓子のういろうにアレンジして作りました。ひしもちの色とその並びには意味が込められています。まず色の意味は、「桃色が魔除け・白は子孫繫栄・緑は健康」です。次に色の順番は「雪の下に新芽が芽吹き、桃の花が咲いている」という春の景色を表しています。

〈写真２〉

　白いういろう生地を作って３つに分け、緑は抹茶、桃色はいちごピューレで色付けをしました。一つ一つの生地を蒸して重ね、作りました。

　最後にひし形になるようにカットしたら完成です。ひし形にするのがとても大変なのですが、調理師さんは事前に計算し、上手にカットしてくださいました。ひしもちういろうは大人気で、おまけ分もきれいに食べてくれました。

〈写真３〉

　炊いたご飯に手作りの寿司酢をかけ、具材を混ぜました。