【献立内容】
・チンジャオロースどん
・牛にゅう
・はるさめサラダ
・豆花（トウファ）ふうかんてん　くろみつソース

　チンジャオロースは中国の料理です。中国語で「チンジャオ」はピーマン、「ロー」は肉、そして「スー」は糸のように細く切った、という意味です。漢字では「青椒肉絲」と書きます。
　今日の給食でも、たっぷりのピーマンとパプリカを細切りにし、同じく細切りの豚肉と他の野菜と炒めて、醤油やオイスターソース、ごま油で味付けをしました。ピーマンはあまり給食に登場する食材ではなく、さらに苦手な子も多い食材の一つのため残菜が心配でしたが、意外にも子ども達の反応は「もっとピーマンを給食で出して！」と好評でした。今日もとてもよく食べてくれました！

　デザートの豆花（トウファ)風寒天は台湾で親しまれているデザートです。豆乳で作ったプリンに黒蜜をかけていただくのが基本で、トッピングとしてタピオカや果物をのせる食べ方もあるんだとか。また台湾では夏は冷やし、冬は温めて１年中楽しむそうです。給食では食べやすいようにきなこと黒蜜をかけてシンプルにいただきました。

〈写真２〉
　チンジャオロースに使用したピーマンは１０ｋｇ、パプリカは赤と黄色合わせて６ｋｇ使用しました。ピーマンやパプリカはかさが軽いため、数字からは想像ができないほどたくさんの量が届きます。しかし、調理師さんは包丁ですべて千切りにしてくださいました。５年生がウィンタースクールへ行っているため、一学年少なくてもこの量です。一生懸命切ってくださった調理師さんに感謝です。

〈写真３〉
　豆乳と生クリームを寒天で固め、一人分ずつにカットしました。きなこは給食室で上からかけ、手作りの黒蜜ソースは食べる直前に教室でかけてもらいました。さっぱりとした口当たりがおいしかったようで、おかわりじゃんけんが盛り上がっていました。