校長室から<平成27年5月 その3>
- 公開日
- 2015/05/28
- 更新日
- 2015/05/28
校長室から
運動会が大成功に終わりました。校庭の白いラインが少しずつ薄くなってきています。このラインが消えるのは、1週間位後でしょうか。運動会の余韻が残り、まだ消えないでという気持ちでいっぱいになります。
運動会の翌々日の朝会で、「運動会でつかんだものは・・・」というお話をしました。子どもたちは、この運動会で何をつかんだでしょうか。
私は、5・6年生の組体操の最後の場面で、会場から「うお〜。」というどよめきとも歓声ともつかない声が思わずわき起こったのが忘れられません。もちろんその前の一人技から、一つ一つ拍手は起こっていました。あの時、ああこの会場(校庭)は一つになったと感じたのです。一つになったのは、演技をしている5・6年生だけではありません。1年生から4年生までの下級生、保護者・地域の皆様、そして教員もそうなのです。あの日、あの時、あの場所にいた人みんなが、組体操を見て心が一つになったと感じました。これは、すごいことです。
低学年の子どもたちはみんな、あのような高学年になりたいと思ったはずです。5・6年生になったら、組体操をしたいと思ったに違いありません。それが、大切なのだと思います。今年の運動会は、それができたのです。5・6年生は憧れです。みんなこのような高学年になりたいと思う学校でなくてはなりません。でも、それは5・6年生にとっては、それだけ厳しいということです。でも、きっと頑張ってくれることと期待しています。
さあ、この一つになった気持ちをどこにつなげましょうか。次はなかよし班の活動が始まります。新しい出会いがあり、なかよし班給食・なかよし班清掃とつながっていきます。運動会でつかんだものを糧に、よりよい江戸川小学校を創っていきたいと思います。