校長室から <平成26年11月>
- 公開日
- 2014/11/18
- 更新日
- 2014/11/18
校長室から
校長室から 11月
校長 豊 田 純 子
展覧会が終わりました。全校朝会でもお話しましたが、展覧会は私の好きな学校行事の一つです。子どもたちの思いと時間が作品に込められているからでしょうか。会場の体育館が、静かだが力のこもった空間になりました。
1年生の「わっ おにだ!」は、なんと可愛らしく個性あふれる鬼が集まったのでしょう。鬼の表情に思わず見入ってしまいました。そして、作品を作っている子どもの姿を思い浮かべてほほえんでしまいました。「カラフル山」と「カラフルパフェ」は2年生。どちらの作品も見ているみんなが楽しくなるような明るさです。きっと心の中は楽しいことがいっぱいなのでしょうね。3年生の「おき上がりこぼうし」は、昔ながらのおもちゃに挑戦でした。「張り子」という作り方を経験しました。制作過程も見ものでしたね。4年生の「江戸小ドリームタウン」は木や紙粘土等で夢の町を創り上げました。「にこにこボックス」の記念写真も見ていただけたでしょうか。初めての彫刻刀に挑戦したのは5年生。「『木版画』江戸金魚」を完成させました。共同作品は「まるで写真!江戸小の校舎」。写真以上に味わいのある校舎の絵は学校への郷愁をそそられました。6年生はどの作品も力作でした。「うす紙を重ねた世界」は重ねた美しさが感じられました。教室前の廊下の書写作品は一人一人が選んだ文字。ここにもあふれる個性を感じることができました。
作品を鑑賞した後は、それぞれが「ハッピーレター」を書きました。良かったと思う作品にメッセージを添えて。子どもたちの手元に届くのが楽しみですね。保護者の方や地域の方々にもたくさん書いていただきました。ありがとうございました。
月曜日朝の体育館は、いたって静かでした。一つの行事が終わったことを物語っていました。作品たちもきっと言っていたに違いありません。
「展覧会、楽しかったね。」
「たくさんの人たちに見てもらって嬉しかったね。」
「今度は、それぞれの家で誇らし気に飾ってもらおう!」
と。