学校日記

校長室から<平成26年10月>

公開日
2014/10/22
更新日
2014/10/22

校長室から

校長室から 10月
校長  豊 田 純 子

 今年の10月は台風に見舞われてばかりでした。10月6日(月)は朝7時の時点で
警報が出ていたため臨時休校の措置をとりました。お陰様で事前のお手紙配付・当日のメール配信等により、混乱は起こらずに済みました。台風一過、台風の通り過ぎた後の空の青く高かったこと。この日の台風は校庭の銀杏(ぎんなん)の実をごっそり落としていってくれました。その日の内に教員と主事で銀杏拾いをしました。

 次の週も夜通し台風の心配をしながら、週明け火曜日の朝を迎えました。今回の台風は朝にはすっかり関東地方を通り抜け、これもまた抜けるような青空の下、子どもたちは安全に登校することができました。

 今、銀杏(いちょう)の木を3階の教室の窓から見下ろすと、木々の葉が色づき始めているのに気づきます。あっという間に美しい黄一色になりそうです。木々の色づきで校庭の姿が変わってきました。この後しばらく、紅葉の美しさを子どもたちと味わいたいと思います。

 今年の10月は皆既月食を見ることができたり、ノーベル物理学賞を日本人三人が受賞するといった大ニュースがあったり、科学的な興味・関心をかきたてるのに事欠かない1ヶ月でした。本校は教員の校内研究で理科・生活科に取り組んでいます。不思議だな・わくわくするな・追究してみよう、といった心の動きを大切に育てていきたいと願い取り組んでいます。爽やかな秋空に、あらためてその思いを強くしました。