学校日記

「カレーライス」とカレーの「ルー(ルウ)」

公開日
2021/06/21
更新日
2021/06/21

給食

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1310100/blog_img/3001075?tm=20240305134736

今日の献立は「カレーライス」です。これに「ツナサラダ」と「フルーツポンチ」「牛乳」を組み合わせ、江戸小でもひときわ人気が高い献立です。

日本では、「カレーライス」は、「ラーメン」や「寿司」と並んで三大国民食と呼び人もいます。三大国民食の是非はともかく、「カレーライス」が家庭料理の一つとして浸透させるのに貢献したのが、イギリスで発明されたカレー粉を使ったカレーの「ルー(ルウ)」の登場かもしれません。詳細は省きますが、19世紀ごろにイギリスで広く浸透した「カレーパウダー(カレー粉)」が、20世紀初頭の明治時代の日本で販売されるようになりました。その後大正時代に入ると国産初の缶に入った粉末カレーが登場しました。
記録によると、昭和23年カレーが学校給食で提供され、1昭和25年には、板状固形「ルー(ルウ)」が発売されました。その後、昭和30年代の高度経済成長にはいると、「ルー(ルウ)」を使ったカレーライスが家庭でも作られるようになり、家庭料理を代表する一つになったようです。

ところで、学校ではカレールーを使って「カレーライス」をつくりません。市販の「ルー(ルウ)」には、様々な材料が使い、だれでもおいしいカレーを作ることができるよう工夫されています。しかし、使っている材料の中に人によってアレルギーを引き起こすアレルゲンが含まれている場合があります。そのため、アレルゲンを含まない材料を使い、大きな釜で学校独自のカレールーづくりが始めます。大量の野菜や肉類などの材料を煮込むカレーづくりは、まさに時間との勝負です。根菜類など火の通りにくい食材を小さくカットしたり、様々な工程を同時並行したりするなど工夫し、正午の給食に間に合うよう調理しています。

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