稲刈りから早２週間。この日は、稲から籾をとる脱穀、籾の周りの籾殻を落とす籾すりを行いました。
　あいにくの雨でしたが、石倉さんをはじめ、多くの保護者の方々にお手伝いに来ていただき、体育館で行うことができました。
　脱穀では、千歯こきと足踏み脱穀機を使い、腕に力を入れてグイッと引っ張ったり、足踏み脱穀機のローラーを力強く回したりしながら籾だけの状態にしていきました。
　籾すりでは、すりばちの中で、ソフトボールをひたすらグリグリと回していましたが、殻がとれて玄米の状態になったものは、ほんのわずか。それでも、子供たちは、「できた！これでしょ！これが玄米でしょ！」と、一粒一粒、玄米になっていくのを喜んでいました。
　今回の体験で、子供たちは、一粒の喜びを知ることができました。これからもその気持ちを大切にしていってほしいです。