学校日記

1月20日(土) 3年生 葛西について調べよう

公開日
2018/01/22
更新日
2018/01/22

3年生

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本校の学校評議員でもあり、西葛西の町に七小ができる以前から住んでいらっしゃる関口さんを講師にお招きし、昔の葛西や暮らしの様子を教えていただきました。
現在の七小ができたころには、西葛西には7件の家しかなかったそうです。周囲は田んぼでほとんど何もなく、虹の広場よりも先の現在の清新町の辺りは海であったこと、近くの川でお米をといだり洗濯をしたりしていたこと、朝に富士山が見えていたことなど、今の西葛西との違いをたくさん教えていただきました。また、七小が建設途中のころの写真や、西葛西の駅ができる前の様子も写真で見せていただきました。歯医者さんは1軒しかなく、朝の4時から交代で並んで順番をとっていたこと、竜巻の影響で東西線が1両橋から落ちたことなどを聞いて、現在の暮らしとの違いに驚きの声が上がる場面も多々ありました。
今とは町の様子が違うだけでなく、生活の様子も違ったということを実際の体験の中から教えていただきました。お店もほとんどなく、お肉を買うためには遠出をしなければならなかった事、その反面、漁業や農業が盛んだったので、お米や魚、貝類などは豊富であったことなども教えていただきました。生活が便利になった西葛西の町の良さと、少しの不便はあったけれども、互いに支え合って暮らしていた昔の西葛西の町の良さを学び、「西葛西ってすごいな。」という感想も聞かれました。この町の良さを知り、自分たちの住む町をますます大切にしていこうという気持ちが高まったようです。
関口さんにはたくさんの貴重なお話を聞かせていただきました。お忙しい中、たくさんの写真とたくさんの資料を用意して説明してくださり、ありがとうございました。