【4年生】くちぶえはふけるかな?
- 公開日
- 2020/05/11
- 更新日
- 2020/05/11
今日の「大杉っ子たち」
4年生のみなさん、おはようございます。
今日から「おうち教室」のスタートです。場所はちがいますが、49人全員が同じ時間に勉強をしています。友達は見えないけれど、つながっています。がんばりましょう。
さて、みなさんは口笛をふくことができますか?私は、リコーダーはふけるのですが、口笛はふけません。だから口笛が上手な人は、すごい!と思っています。
今日は、くちぶえの上手な女の子が登場する本をしょうかいします。重松清さんの「くちぶえ番長」(新潮文庫)です。
小学4年生のツヨシのクラスに、一輪車とくちぶえの上手な女の子、マコトが転校してきます。マコトは、「わたしの夢は、この学校の番長になることです!」と自己しょうかいでせん言し、お話が始まります。
番長と聞くと、ケンカをするイメージがあるかもしれませんね。でも、マコトがあこがれていたのは、「弱きを助け強きをくじく番長」です。それに向かってまっすぐに進むマコトはだれよりも強くて、やさしくて、友達思い。最初は、けいかいしていたツヨシですが、だんだんときょりをちぢめていきます。マコトのすがたにひかれ、ツヨシもかわっていきます。
この本を私は何度も読んでいますが、そのたびに心が動くところはかわります。電車で読んでいて、泣いてしまったことも…。
4年生になったら、みなさんに読み聞かせをしたいと思っていた本です。学校が始まったら、(長いお話なので、)少しずつ読んでいきたいと思います。 4−1 青山