こぎつねごはん
- 公開日
- 2014/02/07
- 更新日
- 2014/02/07
学校給食
こぎつねごはんの「こぎつね」は、油揚げのことをいいます。
昔の人は、きつねは山神様のお使いでお稲荷様(山神様)を信じる人に豊作を授けてくださるので、お稲荷様のお使いであるきつねは、農作物を食い荒らすネズミをとってくれていました。きつねの食べ物はネズミなので、ネズミの油で揚げた油揚げをお供えしたのが始まりです。生のネズミをお供えするのは衛生上よくないのでネズミの代わりにネズミの油で揚げげた豆腐を豊作の神の使いであるきつねへの感謝の気持ちを込めて昔の人はお供えしていたことから、油揚げのことを「いなり」とか「きつね」というようになったそうです。
給食も油揚げの入ったまぜごはんなので「こぎつねごはん」という名前にしました。